なかなか声が上げづらい「職場でのハラスメント」について、いじめ問題のエキスパート・株式会社マモル代表のくまゆうこさんをお招きしてディスカッションを行いました。最新事例をたくさん挙げていただき、「夜間や休日の仕事の連絡がハラスメントの場合も」など知らなかったこともたくさんありました。

イベントを企画してくれたゆかりさんが、以下内容をまとめてくださいました。
くまさん、お忙しい中お時間いただきありがとうございました!

■イベントの概要
・事例を交えながら、ハラスメントの対処法を考える
・法律の観点から、「これってハラスメント?」の目安を知る
■セクハラ事例
・容姿のこと
・白髪のこと
・恋愛に関する交際について
・年齢について
■嫉妬について
・トイレに呼び出し延々と説教
・しゃべって仕事をしていない
■育児による差別
・会社として人件費を抑えることを目的に退職や正社員からパートへ転換を非人道的な手法で促す
■休日の妨げ
・休日の電話・呼び出し
・休日のLINE
・サービス残業の要求
*男女が絡むとセクハラになる可能性も
→上司からは「月曜日の返答で良い」と言われるが、受け取った方は気になる
→送る方と受け取った方の気持ちの差が大きく出る
→自分が部下を持った際には気を付けた方が良い
■セクハラ①対価型
・断ると評価や昇進に悪影響が出る
■セクハラ②環境型
・評価にはつながらないが、不快感で仕事に支障が出る
■セクハラで裁判できるの?
・セクハラされた期間/立場/会社側が知っていたかどうか/退職に伴うかどうかで慰謝料学が左右される
・セクハラ慰謝料請求の相手:加害者個人OR会社(使用者責任)
■パワハラの定義
①身体的な攻撃
②精神的な攻撃(人前での叱責など)
③人間関係からの切り離し
④過大な要求
⑤過小な要求
⑥個の侵害
■セクハラ/パワハラを受けたら対策
・証拠を集める(録音/日記/同僚の証言を集める)
*同僚の証言はあまり期待できないため、最も有力なのは録音
・因果関係を記載しておく(いつ誰からどんなハラスメントを受けたか/いつ病院にいったかなど)
・弁護士に相談(労働問題を得意とする弁護士に)
・慰謝料請求は:本人と会社に行う
*「あかるい職場応援団」に裁判例が掲載されている
■参加者の声
・子育てをしていく中で、将来的に子供が加害者/被害者にならないようにすることの重要性を感じた
・いくつもの事例を聞いて、過去に自分が受けたこともハラスメントだったのでは、と改めて気づいた
・被害者側が泣き寝入りするケースを少しでも減らすために、裁判のハードルを下げる・駆け込み寺のような第三者機関を作るなどの重要性を感じた


■講師:
【講師】
株式会社マモルCEO くまゆうこさん
株式会社ディー・エヌ・エーにてモバイルコンテンツ企画、プロモーションなどに従事。ITベンチャー企業の執行役員を経て、13年事業開発ディレクターとして独立。中高生向けサービス、ワーキングマザー向けメディア立ち上げなどにかかわりながら、多くの保護者や子どもと接点を持つ中で、以前から問題意識のあった「いじめ」を少しでもなくしたいという思いから18年、株式会社マモルを設立。小学生2人の母。
https://mamor.jp/


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