【広報チーム活動報告】ブランディングを考える
こんにちは。第二子育休中、広報チームのひとみです。
2022年5月28日(土)に開催された広報ミーティングで、部長のあいなさんから、ブランドの大切さやブランディングをテーマにミニレクチャーいただきました!
現在、広報チームでは隔週土曜の朝にミーティングを行っています。最近は5月23日(月)に行われたPRTIMESカレッジvol.6に参加したり、今月開催の保活イベントやパパ育休イベントの広報をしたりと精力的に活動しています。その中で、〝ikumado〟ブランドをどう育てていきたいかを考えていく良いきっかけとなりましたので、レクチャーの内容をダイジェストでお届けします。
ブランドとは
あいなさんからはまず、ブランドの定義について話がありました。ブランドは、現代のモノやサービスがありふれた情報過多社会で、ある特定の商品やサービスが識別され、それが競合品と差別化するための名称やデザイン、それらを組み合わせたものです。
「個別の売り手もしくは売り手集団の商品やサービスを識別させ、競合他社の商品やサービスから差別化するための名称、言葉、記号、
シンボル、デザイン、あるいはそれらを組み合わせたもの」
アメリカ・マーケティング協会
ブランドの由来は、諸説ありますが焼印を押す意味の「Burned」から自らの所有物である牛を他人の牛と間違えないよう、焼印を押して区別していたことからといわれています。また、中世ヨーロッパでは画家が、自分の作品にサインすることで価値が高まっていきました。競合との差別化のための『識別+付加価値』へと発展していきました。

ブランドといっても、分類はさまざまです。対象は、製品・サービスに留まらず、組織や人にもあります。
ちなみにインターブランド社が毎年行っている、グローバルブランドの価値を評価する「Best Global Brands 2021」では、Appleが9年連続で1位、7位には日本のToyotaがランクインしています。
ブランドの役割
普段買い物をするとき必ず買うブランドはありますか?とあいなさんは問いかけます。メンバーは、腕時計、靴、ボールペン等に対して、ブランド名や機能を挙げました。
【消費者】
・消費者の意思決定を簡単にする
【企業】
・法的保護が与えられる
・知的財産権によって企業は安心してブランドに投資し、資産ベネフィットを受けることができる
・ブランドが信頼されれば、20~25%高い価格を進んで支払う気持ちへ変わる
マーケティングマネジメント第12版
企業にとっては、心理的価値と財務的価値をもつ重要な無形資産(ブランド・エクイティ)にもなります。
また、消費者・顧客の心の中でブランドを思い出すプロセスは2つあるといわれています。まずはブランド再認。そして再認を繰り返すことで、ニーズが発生したときにその特定のブランドを思い出すブランド再生が行われます。従って、消費者・顧客の心象のブランド・イメージと企業が発信するブランドアイデンティティが一致していることが必要です。
ちなみにikumadoは商標登録をしているそうです。
ブランド戦略
消費者に選ばれるためには、製品・サービスそのもののアピールだけでなく、それらを通してどのように世の中を変えていきたいのか、経営を実現していきたいかも大事です。ブランド戦略のベースはその企業や組織の理念・ビジョンなどの経営戦略です。そのうえにマーケティング戦略、コミュニケーション戦略があり、これらは全て経営戦略と一貫していなくてはなりません。
そのため、ブランドマネージャーは、製品・サービスのことだけでなく、経営者的視点からブランド価値を高めることが重要です。
そしてブランド構築(ブランディング)は、さまざまなブランド要素を顧客に浴びせ続けて、〝こう思われたい〟を一貫性、意図的、継続性を持って具体化していきます。
ブランドから獲得する価値

機能的価値
- オンラインで多種多様な価値観の人と繋がれる!
- 育児とキャリアの情報交換ができる!
- 仲間と部活動できるプラットフォーム(slack)!
- 自身が発信者となることができるプラットフォーム!
- サードプレイスであり、越境できる!
- コミュニティ活動が複業につながる!
- 基本的には参加無料!
情緒的価値
- 心理的安全性が高い
- 同じように悩む人がいるという安心感がある
- 頑張っている人がいるから自分も頑張ろうというモチベーションになる
- 子育ての不安が払拭できる
- 新たなキャリアへの活力、チャレンジングになれる
- ちぎさんの人間性や存在
- できないことをやらなくていいと思える
- 不安を出せる、出していい、出す方がいい
すぐに実践できる「ブランディング」
ブランディングのねらいは売れ続ける仕組み作りです。消費者・顧客の心にブランドイメージが定着するまで企業は意図的にメッセージを継続的に発信し続ける必要があります。そのため消費者・顧客の心にブランドイメージが構築されるまでには時間がかかります。
今からできることとして、広報発信するときには、いつでもikumadoのミッション、ビジョン、バリューに立ち返ってみると、ikumadoが大切にしている価値を1人でも多くの必要な人に届けていくことができると思いますと締めくくりました。
終わりに
広報チームのゴールは、日々の発信活動を通して、「キャリアと育児の両立が当たり前な社会」の実現に向けて関係人口を増やすことです。共感いただける方は、メンバー募集中ですのでぜひミーティングに遊びにきてみてくださいね!
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