【開催報告】10月25日~かべこえ読書会~『世界一流エンジニアの思考法』開催レポート

今回のハイライト

「短い時間で成果をあげて自分らしく生きる」をテーマに選書してきた3冊目の本書。
米マイクロソフトの現役ソフトウェアエンジニアである著者が、超巨大クラウドの開発最前線で学んだ思考法を紹介しています。

「怠惰であれ!」「早く失敗せよ」
――エンジニアだけでなく、すべてのビジネスパーソンに役立つ生産性向上の技術が詰まった一冊を、ikumadoの仲間で要約シェアしました。

感想タイムでは、**「気軽に頼れる文化、断れる文化がうらやましい」という声や、「マルチタスクは生産性が最低」**という学びを実践している報告が多く聞かれました。

試行錯誤ではなく基礎の理解に時間をかけること、脳の負荷を減らすコミュニケーション、コントリビュート文化で感謝の好循環を生むことなど、仕事と人生を自分の手でコントロールするための実践的なスキルについて、活発な対話が行われました。

参加者の声・気づき

  • すべて達成しようとやみくもに着手せず、最優先のタスクを高精度で達成することで、残りに波及させるという思考を使いたい。
  • タイムボックス制で、決めた時間で作業をやめる癖をつけたい。時間制限を設けることで、集中力が上がりそう!
  • 気軽に頼れる文化、断れる文化がうらやましい。自分から、そういう空気を少しずつ会社の中で広げていけたらいいな。
  • 技術者たちは、持てる精一杯でプロダクト開発をしている。開発途中でバグが出ることは当然なのに、それを許容できないとしたら、開発への士気を削ぐだけ。まずは、便利なツールを開発してくれてありがとうを伝えることから意識したい。
  • 22時には寝て、朝の時間を有効活用したい
  • 日本の組織の大半がウォーターフォール式。変化への対応力が高い組織を作りたいので、アジャイル式にしたい。そのためにも不確実性への許容度を拡げていきたい
  • マルチタスク、生産性最低ですよね。つい、やってしまっていましたが、この本を読んで、脳のゴールデンタイム4時間には、一番価値が高いと思う、シングルタスクをやることにしました✨成果はわからないですが、自分としての満足度は高まりました!
  • 追い質問されるの私も苦手なので返信が来ないようには意識してます。ただそれだとメールが長くなるのが悩みです。もっとエッセンシャルに伝えられるようにしたい
  • 人に伝えることを前提に、メモや情報整理する習慣、大切なんですね〜
  • 「自分/相手が知っているかどうか」にフォーカスすると、確かに断りやすく、聞きやすいですね✨しかも、知らないことを頑張って答える・時間がかかるなどより、結果として、誠実ですね。
  • この本を読んでから、朝の慌ただしい時間を**「タイムボックス制」**にしてみました。アラームをかけて、「ストレッチ」「子どもの連絡帳記入」「自分の身支度」など、やることを区切って実行。朝に家事を詰め込みすぎたり、予定以上にダラダラして慌ただしくなることが減って、快適です🙌あらかじめ決めておくことで、脳のエネルギー節約にもなっている気がします💡
  • 毎日保育園のお迎えがあって定時に上がる自分たちはやはり生産性が高いんだとこの本で改めて感じました。
    そして日米の文化の違いでアメリカはポジティブアプローチなのに対して、日本は忖度とか気遣いからの行動、ネガティヴなアプローチでの生産性の低さだけでなく生きづらさを感じました。幸せに働くということが生産性につながるのはすごく共感してます。自分のマネージメントもそのスタイルに近いと思いますが、その輪を広げていきたいと思いました。
    もう一つすぐ行動することが良いことだと思っていましたが、まず頭で考えてから手を動かすは今回ハットさせられました。
  • 毎日保育園のお迎えがあって定時に上がる自分たちはやはり生産性が高いんだとこの本で改めて感じました。
  • そして日米の文化の違いでアメリカはポジティブアプローチなのに対して、日本は忖度とか気遣いからの行動、ネガティヴなアプローチでの生産性の低さだけでなく生きづらさを感じました。幸せに働くということが生産性につながるのはすごく共感してます。自分のマネージメントもそのスタイルに近いと思いますが、その輪を広げていきたいと思いました。
  • もう一つすぐ行動することが良いことだと思っていましたが、まず頭で考えてから手を動かすは今回ハットさせられました。
  • 「しんどいと思う努力は辞める」が印象的でした。しんどい努力を辞め、be lazyへ向けて、クイックコールをpromadoでまずはやってみたいと思います。自分が聞かれてる時も、数往復になったらクイックコールのチャンス。一方で、聞かれた時に助けになれないと感じたらすぐに「ごめん」で気軽に断ろうと思えました。
  • そうやって、気軽に聞ける文化を自分の周りに作っていけたらいいなと思いました。

おわりに

本書が伝える「より少ない時間で価値を最大化する」という考え方は、エンジニアに限らず、すべての働く人にとって重要なスキルです。

準備と持ち帰りをやめてその場で解決する、マルチタスクをやめる、脳の負荷を減らすコミュニケーションを心がける
――こうした具体的な実践を通じて、自分らしく生きる時間を取り戻すことができるのです。

今回の要約プレゼンとメンバーの実践報告が、みなさんの生産性向上と自分らしい働き方の実現に役立てば嬉しいです。

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