【初マタ・パパさんにおすすめ】〜『私』らしい妊娠・出産期を過ごすための産院選びのヒント~

こんにちは!ikumado・初マタサポート部のひろみです🍀

妊娠・出産を『私』らしい時間にしたいと思う人は多いはず。
『自ら選択ができる』ということは幸福につながるという話もあります。
思いもよらないことが起こるのも妊娠・出産ですが、『選択』できるところは自ら『選択』をして、『私』らしい妊娠・出産期を過ごしましょう。

というわけで、今回は妊娠・出産期に大きく関わる『産院選びのヒント』です。

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目次

  1. 【産院の種類を押さえよう】
  2. ●大学病院・第三次救急病院
  3. ●総合病院
  4. ●病院・専門病院(20床以上)
  5. ●診療所(クリニック)
  6. ●助産院
  7. ●自宅出産
  8. ●院内助産
  9. ●セミオープンシステム
  10. 【自分の希望を明らかにしよう】

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【産院の種類を押さえよう】

一言に産院(お産をする場所)といっても、たくさんの種類があります。

●大学病院・第三次救急病院

→NICU(新生児集中管理室)あり
→高い医療技術や最先端の医療器具を保持している
→お産のリスクになる病気等があった場合、科をまたぐ診療が可能
→地域の中核病院を担い、難しいお産や緊急を要するお産になった場合、搬送先となる
→同意の上、データが研究利用されることがある
→研修医や学生の実習を受け入れている

●総合病院

→100人以上が入院できる
→複数の科がある
→お産のリスクになる病気等があった場合、科をまたぐ診療が可能

●病院・専門病院(20床以上)

→複数の医師がいる

●診療所(クリニック)

→1名以上の医師がいる

●助産院

→出産介助(正常分娩のみ)ができる助産師がいる(帝王切開、合併症あり、双子以上などは不可)
→緊急時等は提携先の病院に搬送される

●自宅出産

→出張助産師さんを自宅に呼ぶ
→近所に助産師さんがいない場合は、前後の宿泊手配の必要あり
これに加えて、

●院内助産

→病院内だが、正常分娩については助産師のみで対応する

●セミオープンシステム

→出産までは最寄りの病院や診療所で妊婦検診を受け、出産は取り扱いのある大きな病院で行う
といったものもあります。

【自分の希望を明らかにしよう】

産院の種類以外にも、選択するためのポイントは以下のようなものがあります。いくつかあげていますが、これがすべてではありませんし、どれがよい、悪いもありません。大切なのは、自分の希望をあきらかにすること!
また、妊娠・出産にあたっての自分の身体の状況やリスクレベルと相談してみることも大切です。どんな妊娠・出産期を送りたいかを考えて選択してみてくださいね。

<選択のポイント>

●家族、夫の立ち合い
   
→病院によって、立ち会える人に制限があります 例)子供は不可など)
   →助産院は家族全員可!というケースが多いです
 →コロナで通常の場合と異なっていることもあるので注意

●陣痛や分娩の部屋やスタイル
  →陣痛~分娩まで一部屋で過ごせるLDRの有無や部屋の雰囲気もチェック!(ソファがあるホテルのような部屋や和室だったりなどもあります)
  →陣痛~分娩までどのようなスタイル(姿勢)で過ごせるかも違いがあります

●個室or大部屋
  
→一人で静かに過ごしたいor大部屋でわいわいがいいか、考えてみましょう

●母子同室
  
→生まれてすぐに同室になるところもあれば、夜は助産師さんたちが別室で預かりますよ~というような別室型もあります

●母乳指導の方針
  
→母乳育児の推奨度合いが病院によって違いがあります

●産前の教室
  
→母親教室などの回数は病院によって違います
  →マタニティヨガやマタニティビクスのある産院もあります

●食事
  
→食事を売りにする産院もたくさんあります お祝い御前もかなり広がってきたサービスです

●アメニティサービス
  
→入院時に使える物品が病院によって違います 荷物が大きく減らせるかも
  →アロママッサージや髪の毛のシャンプーブローサービスがある産院も

●医療介入
  
→助産院の場合、医療介入はできません 自然な形の出産を望む人向け
  →無痛分娩ができる産院も限りがあります 希望する場合は対応する病院へ

●お医者さんや助産師さんの数
  
→チーム医療の方針の病院は先生や助産師さんが固定ではありません(チーム医療のよさはもちろんあります!)
  →大きな病院には新生児科のお医者様がいるので、専門医に見てもらえる安心感があります

●産後ケア
  
→母乳外来や、育児相談外来、助産師訪問などのケア部門を持っている病院もあります

●病院までの距離やアクセス
  
→身重の身体で通うことができるか?産気づいたときにどのくらいの時間がかかり、どのようにいくのか?立ち合いで家族がかけつけるときは?など大事なポイントのひとつ

●費用
 
→病院ごとに幅があります また、個室・大部屋の選択、無痛分娩や和通分娩などによる麻酔の有無などのオプション選択によっても変動します

【まとめ】

いかがでしたでしょうか? 筆者自身は、距離や近さを第一に選びましたが、知人はセミオープンシステムで、とても納得のいくお産をされたという話も聞きました。様々な選択肢を知ることと、妊娠がわかる前から、産院の情報を集めておくのもよいと思います。
一人でも多くの人が、自ら、納得のいく選択をし、『私』らしい妊娠・出産期を過ごせることを願っています!

初マタさんのお役に立てたら嬉しいです✨

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