ikumadoメンバーインタビュー #3 あいなさん

2021年夏発足以来、「キャリアと育児の両立が当たり前な社会」の実現に向けて関係人口を増やすことに奔走してきたikumado広報チーム。公式WebサイトのリニューアルやInstagram、note、TwitterといったSNSでの更新を通して、ikumado内の部活や活動とコラボレーションしながら発信しています。2022年2月からはPRTIMESを活用し、プレスリリースの配信も行っています。
今回は、広報チームの部長を担う愛奈さんにお話をうかがい、発信活動への想いをインタビューしました。

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【白井(冨永)愛奈さんプロフィール】
ikumado広報チーム部長。現在、製薬会社のMRとして働きながら、ikumadoの運営・広報、Voicyパーソナリティ(母親アップデートコミュティ)、NPO法人HIKIDASHIのボードメンバー、一般社団法人CQラボのブランディングを担うPMと、多方面で活躍中。ikumadoでは、夫婦でパパ育休の『なぜパパは10日間の育休が取れないのか?』の書籍出版にも携わる。次女(5)、三女(2)と4人暮らし。

▼愛奈さんのikumadoキャリア図鑑はこちら

https://note.com/embed/notes/n78c7cd7d6644

目次

  1. 4年前からのikumadoの変遷、自律自転のオンラインコミュニティに
  2. ひとり広報からチーム分業体制へ。広報チーム発足はちょうど1年前
  3. 広報実務経験ゼロでOK!ひとりでも多くの必要な人に情報や想いを届けたい
  4. サードプレイスで羽を休めてチューニング、仕事とコミュニティの相乗効果
  5. ikumadoの参加方法

4年前からのikumadoの変遷、自律自転のオンラインコミュニティに

私の仕事は、製薬会社のMRで、その前にはマーケティングの仕事もしていました。プライベートでは、長女を1歳5ヵ月のときに突然死で亡くす経験をして、もともと活発な性格でしたが、これまで以上に「やりたいことはやる」、「毎日悔いなくチャレンジしよう」と思うようになりました。そうして、面白そうなことには飛び込み、ご縁を繋いでくれる人には気持ちに応えるスタンスを貫いていくうちに、現在に至ります。

ikumadoには、2018年5月の発足前からジョインしていましたが、当時は、まだオンラインが当たり前ではなかったので、コミュニティとしてどこまでやれるのか、何ができるのか、オンラインコミュニティに対して懐疑的でした(笑)。

実際にikumadoで活動し始めたのは、2020年の第三子育休からです。勉強する目的で、複数人が集まって各自「黙々」と作業をするイベント「もくもく会」に参加しました。その際、ikumado代表のちぎさん(千木良直子さん)に一緒に運営をやらないかと声をかけてもらったことがきっかけです。

ここ数年のikumadoをみていて感じることは、以前はちぎさん中心に活動が行われていましたが、今は参加メンバーそれぞれがやりたいことをやりたいように行う、本当に自律自転の組織になっていることです。だからこそ魅力的で素敵な活動がたくさんあります。

ひとり広報からチーム分業体制へ。広報チーム発足はちょうど1年前

広報チームは、2021年8月にメンバーを募集して発足しました。それまでは、私がひとり広報として活動していたんです。約2年前まで、ikumadoは外向けには何も発信しておらず、唯一Twitterのアカウントがあるだけでした。

そこで、Instagramアカウントの開設から着手し始めました。いろいろ模索しながら活動していましたが、加速し始めたのは、やはり1年前に広報チームを発足してからです。

各SNSの媒体ごとにチームをつくって、ハッシュタグキャンペーン案を練ったり、フォロワー数を伸ばしたりしてきました。毎週土曜朝7時から、眠い目を擦りMTGを開催していたので、正直なところ結構大変でした(笑)。

ただ、こうして復職後も関わり続けられるのは、WILLとしてやりたいことをやれているからだと思います。何事もMUSTになるとしんどいですが、やりたいことを無理なくできるのは、コミュニティだからこその良さです。

以前は復職後は忙しくなって活動できなくなるのでは、という先入観がありましたが、今は、復職者なりのikumadoの歩き方があると感じています。

広報実務経験ゼロでOK!ひとりでも多くの必要な人に情報や想いを届けたい

現在、メンバーの大半がこの春に復職してしまい、少数精鋭で活動しています。なので、一緒に活動してくれるメンバーを絶賛募集中です。実務経験はまったくなくていいと思っています。

先日、広報チームに私が学んでいるブランディングのミニレクチャーをさせてもらいました。ブランディングや広報に興味がある方はもちろん、個人の発信には抵抗があるけれど、組織のいちメンバーとしてだったらやれるかもという方も大歓迎です。ikumadoでのnoteやInstagramでの発信を通して、少しずつ練習しながら発信力をつけてみたいと思う方は、ぜひ一緒に活動しましょう。

▼ミニレクチャーのダイジェストはこちら

https://note.com/embed/notes/nec69cafef713

ikumado内の活動を発信をすることで、例えコミュニティに参加していなくても、情報に触れることで救われる人がいればいいなと思っています。だからこそ、一人でも多くの必要な人に、情報を届けていきたいです。

先日行われたパパ育休診断チャートのお披露目イベントも、こんなに素晴らしいチャートが完成したのに、その想いを伝えないなんてもったいないと思い、開催しました。そこで、コミュニティ内だけでなく公開イベントを提案したのがきっかけで、最終的にはNHKの取材が入り、より多くの人に男性育休取得のきっかけをつくることができたと思います。

サードプレイスで羽を休めてチューニング、仕事とコミュニティの相乗効果

コミュニティは自分らしくいれる場所、羽を休める休息地です。サードプレイスで、関心のあるいろいろな情報に触れることで、思考の整理や価値観を受容したり、キャパシティを広げたりすることができます。

私には、父の仕事の兼ね合いで南国や発展途上国で育った幼少期の原体験があります。その原体験を通じてマイノリティを感じていたので、男性育休にしても、乳幼児からの性教育(NPO法人HIKIDASHIの活動のひとつ)にしても、子ども達が大人になる頃、より良い世の中に、どんな人も生きやすい多様性のある社会にしていきたいと思っています。

「家族がハッピーでいる」という判断軸は夫と共通です。先日、ボストンでのMBAの卒業式(昨年マサチューセッツ州立大学でMBAを取得し卒業式のみ延期)があり、さまざまな情勢から渡米を悩んでいたのですが、最終的には夫に背中を押してもらい参加することができました。最近では、夫もオンラインの学校で学んでいて、夫婦で刺激を受け合っています。

自分自身と向き合う時間を持ちやすいコミュニティでの経験を、何かしら仕事にも結び付けて、私自身が自分らしくハッピーでいられるようにしていきたいですね。

ikumadoの参加方法

ikumadoは、大好きな子どもも、夫婦どちらの仕事も、ぜんぶ大事にしたい、そんな想いがあれば、妊娠中、育休中、復職後いつからでも、無料で、無期限で、自分のペースで参加できます。
参加ご希望の方は、入会フォームを送信後、Facebookグループにご参加の申請をください。

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